幻想曲Vampire

主に二次元

前回までのラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会①

虹ヶ咲のアニメ、毎週びっくりするほど出来が良くて土曜日が楽しみな今日この頃。

嬉しいことにアニメから虹ヶ咲に入った人も数多く観測されており、
なかにはアニメ化以前の活動で何があったのかを知ろうとする向きも出ていることから、
ちょっと気が向いたので筆を執った次第。

いうて自分なんかは元々ラ!のファンでもなければ、スクスタもやってない、
ライブやイベントに足繁く通えてるわけでもない木っ端オタクなので、
お前が何を語るかって話ではあると思うのだが……

ただ、久保田未夢を追っていたらいつのまにか虹ヶ咲を主に3次元アイドルとしてハマり、
その活動がいま上質な2次元コンテンツとして結実しているのを眺めている歪な視点でも
なにか見えるものはあるかもしれない。
街の裏手に佇む露天商を覗くような気持ちで読んでいただけると幸い。

というわけで本記事のスタンスは以下。こちらを留意してご覧ください。

・筆者の出自は久保田未夢i☆Ris)のオタク
・ラ!自体はそこまで知らないしハマってもいない(アニメ1期は視聴済み)
・キャストの活動をメインに時系列に振り返る。スクスタは序盤しか進めていないので内容はほぼ言及しない。キャラ語り・キャスト語りは概ね妄想。
・可能な限り出来事は正確に記載するつもりでいるが所詮趣味なので誤りが起こりうる。
・上記を踏まえた上で主観的な雑語りしかしない。

それでは昔話を始める。

 ■2017/3/30 『スクフェス』の派生プロジェクト「パーフェクトドリームプロジェクト(PDP)」が発表
https://lovelive-sif.bushimo.jp/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B9perfect-dream-project%E5%A7%8B%E5%8B%95%EF%BC%81/

この当時はまったく情報を知らなかった。ラブライブはアニメ1期およびCDデビュー~アニメ1期までの楽曲しか触れてなかったし。
このPDPという名称は以後、トキラン発売するあたりまではプロジェクト・キャスト(グループ)を表すものとして公式非公式問わず呼称されていたように記憶している。


■2017/9/21 「東京ゲームショウ」のブシロードブースにて行われた「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル 新情報発表会ステージ」で担当声優9人が発表

この発表は仕事中に一服してる最中にTwitterで知ったのを覚えている。さすがにひっくり返った。
ラブライブ的なものは今後も縁がないだろうと思っていただけに、
推しがまさかの抜擢という発表に対して、まさか俺らぶらいばあにならなくちゃいかんのか……と、
変な覚悟を勝手に要求された瞬間であった。(まあいまでもラブライバーではないと自認しているが)

ただまあ今日日ラブライブの名前はそこらへんのおっさんでも知ってるレベルなので、
職場の上司に推しの話をする際とても楽になったのはありがたい(プリパラだとアニメオタク自認してる子すらわからない始末なので…)

 

このときはキャストは久保田以外ほぼ全員知らない子だったなあ。
田中ちえ美だけはサクラクエストに出演していたので知っていたが。
鬼頭明里も久保田に次ぐぐらいには知名度あったはずだが自分はかすってなかったのかお初だった。
髪型も黒髪ストレート統一みたいな向きがあったので、判別つかんかったし。
でもその当時から村上奈津実の顔はなんかピンとくるものがあったな。実は好みな顔のかもしれん。


ちなみに、2017年7月25日夜、久保田が以下のツイートをしている。

後にこれは虹ヶ咲キャストオーディションの前日であることが明かされている
(てか多分このツイでいいよね……間違えてたら洒落にならんので補足頼む)


久保田自身にとってラブライブはとても大きなコンテンツであった。
出演するはるか前からスクフェスをプレイするなど、ファンとして楽しんでいたし、

https://twitter.com/search?q=%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B9%20(from%3AiRis_k_miyu)%20until%3A2017-09-21&src=typed_query
 

矢澤にこ役の徳井青空とはデビュー直後、声優パラダイスのニコ生を通じて仲を深め、公私ともにいまでも付き合いがある。
星空凛役の飯田里穂とは同郷で、アニ玉祭のMCとして共演していたりする。
その他、自分が新人だった頃にμ'sとは仕事で絡むことがあり、よくしてもらっていたようだ。
(この経験が仲間であり後輩の虹ヶ咲メンバーに対する接し方へつながってくる)
https://ameblo.jp/iris-official-blog/entry-12568975813.html

それだけに、本オーディションにかける想いは人一倍強かっただろう。
のちに出た『FIRST FAN BOOK』内インタビューではそのオーディションについて「最後のチャンス」と表現している。
新人を起用することが多いシリーズゆえに、当時5年目の自分が参入するには色が付きすぎているとの自覚もあったようだ。

それゆえオーディション前日、彼女にしては珍しく、素直にファンからの助けを求めた。

いやマジでクボタ、表では決して仕事に対する弱音も愚痴も吐かないし、メンタルヘラってそれを公言することもないし、
アイドルとして基本ポジティブなことしか発さない(かつファンの気持ちに寄り添う)ひとなのよ。(それがやや寂しく感じるところもあるけれど)

この手のファンに応援を求めるツイートなんて観測史上2,3回しか観たことないしさ。5年6年のなかで2,3回。

オーディション合格後も、自分がいることによっていらぬ物言いをされたくない、同じ虹ヶ咲のメンバーを守りたいというクボタは、
キャスト発表以後、各メンバーが走り出すまでの精神的支柱として動いていた。
※上記も前述の『FIRST FAN BOOK』インタビューから

なおこの年はクボタのオタク的には『アイドルタイムプリパラ』の後継番組『キラッと☆プリチャン』のメインキャラとしての出演も発表されており、
2017年以前とくらべての飛躍を感じさせる年でもあったと言える。


■2017/10/16 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 はじめまして!公開生放送

https://www.youtube.com/watch?v=ldYVhu_nHV0

キャスト発表直後に開催された生配信。この回含めて数回は、実際にスタジオにお客入れてて、放送後はお見送りもあったと訊いている。
当時は普通に平日ってのと、ラ!のコンテンツなので応募するだけ無駄かなと思って配信のみ視聴していたのだけれど、いまではとても悔やまれる判断だったなあ。

まー初々しいですね。当時も思ったけど。自然と久保田が仕切る形になっちゃうねこれは。
まだゲームも楽曲もなにもないなか、このグループ(グループではない)大丈夫かしらと余計な心配をせんでもなかった。

なお、キャラ(≠キャスト)発表後の2017年7月から、2019年12月まで「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 マンスリーランキング」なる投票企画が行われていたのはご存知だろうか?
キャスト発表後の10月度マンスリーランキングは、それまで下位だった果林が1位。以降、基本1~3位を推移していくことになる。まあ露骨(投票した俺が言うのも違うか)

このランキングはなんつーか、複雑な思いはある。当初は上述の通りわりといい気分ではあったのだが、
毎月の投票がだるかったのは否めないし、上位下位の固定化による格差の見える化も毎月続くのもなあ……って感じだし。
後半は果林も勝てんくなってたしなぁ。

ちなみに、全期間の順位を集計して1位=10ポイントのようにポイント換算し合計すると、高ポイント順に以下のようになる

せつ菜>果林>かすみ>彼方>歩夢>しずく>愛>璃奈>エマ

キャラ人気と声優人気入り交じる様相だが、実感として違わない順位だと思う。(そしてキャラ声優ともに強いせつ菜が首位なのは納得感ある)
※もちろんコンテンツが無い頃から、かつその当時からわざわざ投票を行う狭い範囲での結果に過ぎないので現在までの実際の人気を反映するものでは決してないが


■2017~2018年末 媒体別放送
2017~2018年にかけて、9人のキャラ(キャスト)を3人ずつ「スクフェス(しずく・エマ・彼方)」、「電撃オンライン(かすみ・果林・エマ)」、「ファミ通App(歩夢・愛・璃奈)」の各Web媒体にグループ分けして、YouTubeで定期的に配信される番組や、作者別の4コマ漫画などのコンテンツを展開していた。
上記の生放送以後、シングル発売あたりまではこれが虹のメインコンテンツであったといっても過言ではない説あると思います。

まあわたしゃお察しの通り、ほとんど上記の電撃オンライン組(電撃組)しか追ってなかったわけですが。
最初は初々しさとよそよそしさがあったものの、段々と気のおけない関係になっていくのが楽しくてねえ。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLeyTxmHjjirIt-HPsFHHGJ8-Do1hh6X2c

 
特におすすめなのは↓。クボタとともりがめちゃくちゃやってて大爆笑した。


いやー電撃組、強かったね。経験のある久保田、ポテンシャルのあるともり、
それに一歩後ろを行きつつも負けず嫌いな相良の絡みがドライブしていく動画番組の純粋な面白さと
ミヤコヒト氏の正統派おもろかわいい4コマのおかげか、
回を重ねるごとにチーム単位で抜群に人気が押し上げられていた印象がある。
一時期はずっとランキングも独占していたし。

そこらへんの、媒体ごとの温度の違いが最も表れたのが↓のイベントである。


■2018/08/05 スクフェス感謝祭2018 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会活動場所別対抗戦FINAL


スクフェス感謝祭2018(スクフェスのリアルイベント)内の活動場所(媒体)別対抗戦の最終戦である。
まず、上記動画の21:50あたりからを視聴していただこう。

各媒体チームの自己紹介に電撃組だけが独自のポーズを考案しぶっこむ。それに驚き慌ててgdgdなポーズを繰り出そうとする面々。
まあこれ自体は演者としてのプロの仕事なので、大いに湧いたし笑ったし、
電撃組つえーすと思いつつ、しかしある種残酷だなと思うシーンでもあった。
正直直後の田中のつっこみもややマジさを感じたものである。


なお、本対抗戦は前段として各媒体のみ出演した各地のイベントにてゲームを実施し、
それぞれポイントを獲得しており、本イベントはそのポイントに今回の得点を加算して優勝チームを決定するものだ。

イベント開始時点で電撃組は最下位。しかし結果は逆転優勝。ステージからも「強すぎる」との声。


まあ配信当時は推しがつよいので愉快愉快と眺めていたわけだが、
その裏で演者もオタクも色々思うことはあったんやろなあ……というのが1stライブのときに爆発するわけで

※一連の流れですごく性格の悪い見方をしているが、そんなオタク深読みの一方で楽屋では全員でねるねるねるねを練るなど(?)仲は相当深まっている様子であったことは付記しておく


長くなったので続きは次回気が向いたら(まだCDも発売してねえじゃん…)