幻想曲Vampire

主に二次元

【#りすバスツアー】i☆RisとSummer Vacation なう!バスツアー感想


遅まきながら、7月6日~7日にかけて行われたi☆Risのファンクラブ限定バスツアーの模様を自分の視点から纏めた備忘録兼感想(長文)となります。

イベント時リアルタイムのメンバー・オタクのツイートはこちら↓ 併せてご覧ください。

togetter.com

目次



■7月6日 朝10時

僕は東京駅にいた。なにげに東京駅から外に出るのははじめてのことだ。
多少余裕をもって到着したので、地下街に降りてトイレと煙草をすませてから駅舎を出る。
朝方は雨の予報で、実際パラパラとは振っていたようだが、このとき幸いにして雨は止んでいた。
コロコロを提げた状態でその上傘を差して歩くのは厳しかったし、旅行の一発目が雨というのも気分が上がらないので助かった。

歩いて5分程度の集合場所に集い、受付を済ませしばし待つ。
そのうちバスがやってきたので、11時の出発を前に早々に乗り込む。

バスは5号車まであり、全部で200人ほどがこのツアーに旅立つ。
自分は4号車だ。入口へのぼると、座席表が貼ってある。
8年近く前に適当につけた自分のHNが印刷された書類に普通に記載されているのはなんだか恥ずかしい。
一瞥した限りでは知り合いや、知り合いでなくともよく見る名前はほぼないようである。

 

11時になり、バスは予定通り出発した。
といっても、最初の目的地は川崎グランドボウルだ。川崎ならもはや現地集合でよかったのではないかと思う。
バスに添乗員だけで、メンバーの乗り込みがないと判明したのでなおさらだ。

メンバーのバスへの乗り込みがないのは正直がっかりだった。
「バスツアー」と銘打つのだから、バスの車内でメンバーのトークが聴けたり、
何かしらのコーナーをやったりして旅路を楽しむものだろうと思っていたのだが……

現実的に考えて6人が5台のバスに分乗し、それぞれ最低1人マネージャがついて、というのは負担なのはわかる。
SA等での対処も面倒ということも。
でもよぉ。

まぁ自分が理想としているのがi☆Risがこのバスツアーを発表する直前に実施された三澤紗千香のバスツアーで、
こちらはTwitter実況を観る限りバスにも交代で本人が乗り込み、ガイドやトークなどをこなしていたようで、
本人の普段から顕著なあけっぴろげなトークが乗客を大いに楽しませていたようである。
ただまぁこちらはグループでもないし、単純比較してもせんないことだ。
とはいえイベント時にしか演者が姿を現さないと発覚したときはさすがに落ち込んだよ。
イベントの詳細はまだわかっていない時分だったので、本当にスポットで遠くから見るだけやんと愚痴りそうになった。
ここは次回あるなら改善してほしい。

とまあのっけから不満ばかりで読み進めるのが厳しくなってきているだろうが、正直不満点はここぐらいだ。
(細かいのはいくつかあるが)それ以外は本当に予想以上に楽しい旅行だったことを予め付記しておく。

川崎グランドボウルへの道行きは上述した通りあまり期待の持てない心境で、特に高揚もない。
出発時に添乗員からの簡単な説明があったのみで、まったくこのイベントらしいことは行われていない。
ソロ参加ゆえに話す人もおらず、ひたすらスマホの充電を浪費していた。
さすがにやべえなぁ、終わりまでこのテンションだとしまいだぞと焦燥をにじませていた。


川崎グランドボウルにて

出発から1時間ほどでボウリング場へ到着した。
降車し、2,3分歩くとやや古めかしいボウリング場へ到着。


1Fと2Fにレーンが分かれており、参加者はそれぞれ割り当てられたレーンへ向かい、球と靴を選ぶ。
開会式(始球式)は1Fで行うため一度全員が1Fに集合する。

i☆Ris本人の到着が10~15分遅れていたようで、その間に準備や煙草を済ませる。

開会式。虹会担当星川氏が挨拶。その後i☆Ris登場。
まず芹澤が出てくる。かわいい。今日の衣装めっちゃかわいい。

推しもかわいい。ローテンションだがめちゃかわいい。

一言本イベントへの意気込みを述べた後、6人同時に始球式。
その後、山芹茜は1F、若久澁は2Fへ。
参加者同様にi☆Risも2チームに分かれてスコアを競うのだが、
1Fi☆Risメンバーはフロア中央のレーンに陣取り普通にゲームを楽しんでいる。
たしか13,14レーンを使っていたはずなので、我々のいる18レーンからはわずかに離れた位置。
正直自チームのスコアを観ながら、横目で様子をちらちら伺っていた。
果たして茜屋は得点できるのか……?


さて、今回のゲームは各レーンごとに個人得点の平均値で争うチーム戦。成績優秀チームには賞品も出るとのことなので、ブランク2年近くはあるがガチでやりました。

まぁガチでやった結果、初回ストライクで幸先の良いスタートだったが、最後はチーム内ドベ、100越えもならず。残念。
ボウリングって毎回最初は飛ばすんですけど、中盤から伸びずにしょっぱい結果に終わること多し。

うちのチームは初回から4連続ストライク決める強者がいたので、まあ足引っ張ってすまんな……のお気持ち。

ただ、やはり1ゲームでも同じレーンでボウリングやると、知らない人同士でも若干よそよそしさ取れていいっすね。
我々ソロ参加の集まりで(のちに部屋・BBQ等すべてこのチーム単位で割り振られているのを知る)、
ボウリング始まる前は全く会話なかったのだが、ゲーム終わるとそれぞれ推し確認したり、
多少朗らかに話せていた気がします。


さて、i☆Ris組のゲームが終わると、両端から芹澤・茜屋が各レーンに遊びに来て、直接我々にお話にくるイベントが発生した。
ここにきて本バスツアー初めての接近なので、わくドキしたものだ。

芹澤は各レーンでゲームがまだ残っているときは代理で投球し、
うまくいったときはハイタッチするなどしていた。
我々のレーンは、ゲームが終わっていたため「もう終わった? じゃっ」でスルーされた。普通に通過していった。塩。悲しみ。

茜屋はその芹澤より数分あとでのお迎えとなったが、こちらは結構しゃべれた。
ゲームで最高得点とった人、ビリの人とそれぞれ話振ってくれて、その流れで個別に話す機会を得て、
ビリだったおかげで1分未満程度だが楽しくお話しできた。

結果としてあまり芳しくはなかったかもしれないが、ボウリングは楽しかった。
趣味としてやるほど好きではなくて、ここ2年ぐらい遠ざかっていたが、たまにやると面白い。

ただ、残念ながら推しとは特に絡みなかった。フロア違うしね……
ゲーム終わって芹茜との対面終えた後のなんでもない時間に様子見に行ってもよかったかな。


■道中

ボウリング場を後にし、再びバスに乗る。
同レーンの方々はバス内でも隣近所に位置していたので多少会話などしつつ、静岡を目指す。

ここからはi☆RisのBDを各車内で流していく(2号車だけボウリング場着前から流していたらしい)
Twitter眺めていたのだが、どうやら各車で流れているBDが異なるらしい。
我々4号車はデビュー6周年ライブ「Rock on!」だった。

やはり全員リスオタだからか、騒ぎまではしないものの、クラップしたり、コールをささやかに入れたりして楽しんでいた。

面白かったのは「幻想曲WONDERLAND」でのいつものくだり。
イントロで久保田が「あれ~?ここどこだろう~?」と問うと
車内からは「バス!」と叫ぶ声。
これはちょっと不意打ちでわろたよ…ww

その他、女子がガチ恋口上打ってたり、「DIVE TO LIVE」の「サイリウム折って♪」のくだりでライト点けてるやついたり、なかなか愉快でした。


道中海老名SAに寄って昼食休憩。

飯はSA内の吉野家にて。鮭豚定食。うまかった。


そこから2時間ぐらい?バスに揺られ続ける。
途中からマップみて道筋を確認すると、静岡の海沿いをひたすら走るルートになると判明。
しばらくして窓をのぞくとばっちり海が見えてテンションが上がる。

砂浜をみて、もう泳げそうだし、海水浴イベもいいんじゃないかと妄想。
写真・動画をアップしないでいいのでi☆Risさん水着着てくれのお気持ち。


■到着

ようやく本日止まる旅館、暖香園に到着。
入り口前にばっちりバスツアータイトル掲げてあって思わず撮る。

荷物提げて1階のウェルカムドリンクをいただき、我らが居室へ入室。


これ、自分でつけたHNだが、こう現実世界の旅館の部屋前に掲示されるとなんだかとても気恥ずかしい感じがする。

入室すると、旅館の手配ミスで部屋に鍵が置いてないというトラブルに遭遇した。(のちほど無事に鍵は受け取ったが)
上記解決した後はホテル出てすぐのセブンで部屋飲み用の酒などを調達。
外はぱらぱらと小雨が降っていた。

部屋に戻るとあらためてソロ勢4人、自己紹介と相成った。
自分以外は地方のオタクだった。歴もばらばらで、ワグナーもいて、面白い面子だった。
推しは久保田(自分)、山北、山北、澁谷寄りの箱推しとのこと。


17時過ぎにホテル到着し、18時には夕食なので、ここまでやや慌ただしく動いていた。
部屋でお話してたのも10分20分程度だったと思うし。
スケジュール上ではこの間に風呂を済ませよとのことだったが、まぁ難しいでしょう。
風呂上がりで浴衣のオタクもそこそこ見かけたが、普通にめっちゃ混雑するし時間ないだろうと踏んで見送り。

 

■夕食(一次会) 

2階の宴会場は参加者200人+メンバー・スタッフの大人数を収容できる大広間だった。縦長の畳敷の空間の奥に舞台があり、カラオケが設置されている。
舞台の直下、平行に並べられているのはi☆Risメンバーの食卓であろう。

我々の席はそこから遠く離れて最後列付近。席運なし。
座ってたら全然メンバーが見えない。

夕食前に広間最後部に飾られた七夕の短冊紹介があった。
メンバーそれぞれが七夕に願いを寄せた短冊が掲示してあり、多くの人が群がって写真を撮っていた。


結局夕食の開始はけっこう遅れて18:30頃となった。
「いましばらくお待ちください」のアナウンスが何度かあったが、いちいち身構えるので、完全に準備整ったあとで良いと思う。

i☆Risが浴衣姿で登場したときはテンションあがったなぁ。
皆色っぽくて綺麗で素晴らしかった。
クボタの浴衣姿を生で拝めるとか今後あるんか?
いや単なる浴衣ってだけなら結成3周年イベでもあったかもしれんが、旅館の浴衣やぞ。
入浴後の姿やん。見てええんかほんまに。

夕食前にメンバーから一言ずつあいさつ。さすがに内容はほとんど失念してしまった。
山北・澁谷はボウリング大会が弾まなかったので酒飲めるいまからが本番みたいなこと言うてたな。
鮮明に覚えているのは茜屋で、「美味しそうな食事に、美味しそうなi☆Risちゃん」という発言をぶっこみ、
「いやきみ何言ってんの」状態だった。まぁ、全面的に同意せざるを得ないが。
こういったぶっこみ発言を山さんどころか茜屋まで言っていく、
僅かにタガを外したオープンさがi☆Risi☆Risらしさでもあると思う。
そりゃ場面場面で是非はあると思うが、限りなくオタクに近いマインドで、オタクと同じ言葉をつかう彼女らに接すると、
僕らって愛されてんやなーと感じられて嬉しい。それはステージ上でガチ恋を待機したりだとか、いろいろ遊んでくれるところも含めてさ。
他のアニソン・声優アーティストにはない(というと語弊もあるけど)演者とファンの境界を適度に揺るがす良さがあると思うよ。

あと、イベント中にメンバーから挨拶あるときには決まって山北から「おつかれさきさま」と声がかかり、メンバーもオタクもそれに返していた光景が好きだ。
「○○さきさま」と語尾につけるのは単に山北の口癖のようなものだが、
リーダーとしてこういうあいさつで開口一番に言うからみんなそれを受け入れてその言葉の応酬で連帯感が生まれているのが愛しい。


さて、待ちに待った夕食がスタートし、しばらくは普通に食事を楽しむ。
i☆Risちゃんは先述の通り座った状態では全然見えないので、時折マイク越しにきこえる食事の感想などを楽しむのみだ。

今回の夕食(1次会)はソフトドリンク一杯(1瓶)のみ。以降の追加やアルコール類は別途料金であった。
これもしおりを見たときはちょっともにょったが、未成年もいるだろうし、ね。

乾杯はジュースでやったが、やはり飲みたいよな!となり、ビール1瓶購入。
自分としては食卓に1瓶くらい置いて、分け合えばよいかという感じだったのだが、結局同室の2人も1瓶ずつ買い、それぞれ自分の瓶をキープという形になった。
やはり夕食に酒は欠かせないよねぇ。普段はあまりビール飲まない人ではあったが、ここまでの旅の疲れを心地よく流してくれるいい酒だった。

さて、しばし食事を楽しんだ後、昼間のボウリング大会の表彰式が行われた。
チームごとの平均得点で1位2位、加えてi☆Risの2チームの得点と一番近い2チームが特別賞で壇上に登った。
1位2位の得点を見る限り、我々はおそらく5位以内にはいるだろうと思われた。もうちょい頑張れば表彰で、
もうちょい頑張らなかったら特別賞狙えたというやや中途半端な結果ではあったが、ゲーム自体を楽しめたのでまぁあくまで商品はおまけである。

とはいえ、とはいえ、1位の浴衣姿i☆Risとのグループチェキは本当に羨ましい。本当に羨ましかった……。
ちなみに2位はi☆Risが道中買ったお土産(愛躍祭課題曲のドラえもんにちなみドラえもんの菓子。加えてタイトルをi☆Ris風に改造)を贈呈。
特別賞は、全員のサイン色紙に推しが宛名を書いてくれたものを贈呈。こちらも欲しかったところだ……。

カラオケ

続けて、カラオケ大会に突入。
自分は元々カラオケが好きなのもあるし、ボウリング場で茜屋とカラオケの話をしたこともあって、機会あれば壇上に上がりたかったのだが、ノーチャンでしたね。

1曲目は山北選曲のマツケンサンバⅡ。若山茜が踊って歌ってるのは笑った。終盤は澁谷・芹澤も混ざり、
最後の最後にクボタも(いやいや?)登壇し、6人で両手を高く広げるポーズでキメ。
久保田さん絶対こういうのやらないし、そういうキャラだし、そこにややもどかしさを感じないこともないけど、
とはいえなんだかんだ一緒にやってくれるの好きだわ。

2曲目は若井と、立候補したに女オタによる「最悪な日でもあなたが好き。」。
カラオケマイクとメンバー用の手持ちマイクだと音量に差があり、
歌い分けも最初ちょっとグダっていたのだが、途中からご本人(芹澤)登場で宴会場はただのライブ会場に変わる。
自分も事前に同室の方から分けてもらったペンラを青にしてオタクやってました。

セリコほんと好きだなーて思うのが、自分からマイクもって奥の方まで歩きながら歌って、
そこここに座っているオタクにレス送ったりがっつり見つめたりしながら進んでいくところ。ほんと敵わんわ。やっぱ芹澤だなー。

2番A、会場中央まできたセリコに向かって「(あたしの名前を呼んで)セリコ!セリコ!」と叫んだのは気持ちよかったなー。
「最悪な日でも~」って声出すポイントが非常に多いので、こっちも張り切っちゃって本当に一瞬でライブハウスのようになった。

3曲目は、若井澁谷その他で歌詞見ずに「NEXTAGE」
この曲、もはや3~4年やってないはずで、演者からもオタクからもそれでネタになることはあれど結局歌われない不遇曲だ。
俺自身映像ではデビュー3周年ライブや2015のANIMAXで披露されているのを見たことはあるが、実際ライブで聴いたことはない。
ブラファンのカップリングだったはずだが、当時のリリイベもまだ参加してなかった頃だし…

たしか3rdアルバム「WONDERFULL PALLETE」の3種類購入特典DVDのカラオケでも同じように
歌詞見ずにグダりながら歌っている姿が収録されているが、今回もなかなかのグダッぷりであった。

澁谷が歌詞表示隠して「お前らも歌ってみろ」と煽るので歌ってはみた。そりゃ歌詞の細部は覚えていないが、i☆Risさんよりは歌えていたと思う……。
個人的にも結構好きな曲ではあるので、パシフィコあたりでガッツリ覚えなおして披露してくれると嬉しいんだがなぁ……。

4曲目は、芹澤&オタクで「A Whole New World」
これはバスツアー開始当初にセリコがTwitterで予告していた通りの選曲。青のオタクは必死に予習したとかしてないとか…。
メロディーは把握していたが歌詞は全然なのと、ここは青のオタクが上がるべきだろうというので挙手は見送った。
壇上のオタク、結構ガチガチな感じだったけど、まぁそうなるよなあ。俺が行ってもそうなるわ。けどいいなあ。

最後はi☆Ris全員で「徒太陽」。これどういう経緯の選曲だったか忘れてしまった。
そもそもi☆Ris曲自体あまり入ってなくて、でもこの曲はあって、レア曲だし……みたいな流れだったか?
とにかくあまりライブでやらないシングル曲の中でもかなり好きな楽曲だったので披露してくれてよかった。(まぁ、グダってたが)
そりゃできれば本域の状態でやって欲しさはあった。旅館の人とかもみてたし。でもまぁ余興だしね。

ビンゴ大会


カラオケ終わって、その流れでビンゴ大会だったかな?
しばし休憩挟んでた気もしなくもないが。

i☆Ris含む全員で参加し、早い者勝ちで賞品ゲットしていく。
賞品の数も多いしラインナップもなかなか豪華で、そこらへんのビンゴ大会より全然充実してたね。かすりもせんかったけど。

まぁもらえない賞品はもうどうでもいいんすわ。驚いたのが、ビンゴやってる間、メンバーが縦横無尽に会場を歩き回って行くんですね。もーう目と心が追い付かないよ。
ほんと途中からビンゴとかどうでもよくて、至近距離に来たメンバーの浴衣姿を脳内に保存する作業に必死だった。

さきさまが近くでひたすらストロングゼロの缶をあおっていた、その口元。
ゆうきちゃんの少女みたいな可憐な浴衣姿。
澁谷の緑髪が鮮やかですらっと伸びる立ち姿。

茜屋さんは後半さきさまと後方に陣取って飲んでたのがかわいかった。
ビンゴ中に中座して、その後自席に戻るときには既に後方の酒売ってる付近に座ってて、それがめっちゃ普通というか、
無粋に絡みに行くオタクもいないし、すげえ無防備で、とても良かった。
俺もすーっと通り過ぎたけど、不思議な感覚だった。ほんとに握手でもなんでもないのに普通にそばにいて酒飲んでる距離感な。

芹澤は自席近くを何度かうろうろしてて、1度だけお話できた。
ビンゴが空いてないとかそんな一言二言程度だったが、幸せだったなあ。

クボタは、言葉を交わすタイミングはなかったが、何度か近くにきたので眺めていた。
浴衣姿というのも相まって普段よりも色っぽくて、美人で、ドキドキした。本人自体はガチでビンゴ狙ってて、普段通り無邪気に一喜一憂してたけど。

結局会話するしないに関わらずみんな1度は近くを通りがかって、その美貌を近くから拝むことができたので非常にありがたかったかな。

ビンゴ大会、当たらなかったのでたいして賞品について記憶はないのだが、ツアーのメンバータペストリー全種セットや、缶バッジ全種セットは素直に羨ましかったな。


20時半ごろ、一次会お開きとなり、最後に全体写真と、ブロックごと(30名ちょっと?)に分かれて集合写真を撮って退場。
20:45には二次会集合となるのですごく慌ただしく撮影・退場となった。最初開始押したのが影響してたっぽい。
偶然にもクボタの背後近くにスタンバイできたので、うなじに目が行ってしょうがなかった。

虹会運営さん、このときの写真はやくアップしてください!!
(会報にちっちゃく載せるだけとかマジで勘弁な……)


■二次会

退場後、速攻でトイレを済ませ、部屋に戻り、雨が降っているとのことなので傘を携帯し、1F入り口前に集う。
(一次会終了前のアナウンスによれば一度外に出るらしいのだ)

外に出て、傘差しながらちょっと歩いた先に暖香園ボウルというボウリング場がある。
ここに入っていくときは「またボウリング……? いやいやボウリング好きすぎでしょ」と思ったが……。

階段上がって2階がボウリング場となっている。このボウリング場も独特で、
21時時点でまだご年配の方がけっこう集ってプレイしているのだが、特に目を引いたのは得点ボードだ。
このボウリング場、手元の手書きのスコアシートをレーン上に映写しているシステムらしい。
こんな形式のものは初めて見たのでそれは目を惹かれた。実際やれったってストライクとかの計算めんどくさくてやだけどね。

後に調べてみると、手書きのスコアシート自体全国にいくつも残っているものではないらしい。ここはその貴重なひとつというわけだ。

閑話休題。我々は別にボウリングをしに来たわけではないのだ。
ボウリング場と併設する形で、多少こじんまりとしたゲストルームらしき部屋があり、そこに丸テーブルがいくつか並べられ、各々席に着いた。
テーブルにはビール瓶が2,3本とつまみ・菓子類。
今回は飲み放題らしく、追加の酒は自分で缶とっていくなり、おばちゃんに酒作ってもらうなりできる。

そんな中に推定50名程度の参加者がひしめき、なかなか人口密度高い中、虹会担当:星川氏が乾杯の音頭をあげる。

僕は同室で二次会に参加する2人とともに席に着き、その他同じテーブルに座った見知らぬオタクたちとしばし談笑していた。

だが、平和な時間もわずか数分。星川氏がこんなことを言い出した。

「みなさん、ここ、カラオケあるんですよ!」

じゃんけんで勝った数名が好きに選曲して歌っていくのだが、やはりリスオタ、最初は「Goin'on」を選曲。
一瞬でライブ会場かアニクラかという様相に早変わり。
さらに今回は二、三十畳ほどのスペースにオタクが押し込まれ、全員酒入っているのでカオス度は一次会の倍以上。

間奏ではオタクのドリームトレイン列が開場を割るように出来上がり、愉快に出発進行していた(当然自分も加わった)。

その後も続々とi☆Ris曲やそれ以外のアニソン・ドルソンが歌われ続け、そのたびオタクは騒ぎ続けた。
特に「とっとこハム太郎」で騒げたのは嬉しかったなあ。ああいうのオタクがアップする映像でしかみたことなかったし。

この光景を目の当たりにした同席した名も知らぬ澁谷オタク曰く「うちら、ずっとこればっかやってるよね?」と。
なるほど確かに、バスの中でもコールして、一次会でもコールして、二次会でもこんな有様だ。

まあバスツアーだなんだと意気込んでみたが、結局一番胸躍り血騒ぐのはこれなのかもしれんなぁ。
今回のように普段より接近できる機会、レアな景品がもらえる機会、非常にありがたいことだ。でも一番はライブだわ。
それが再確認できたのはよかったような……

途中からi☆Risマネしゅーぞーさんも登場。最初歓声に迎えられ、1杯飲んだ後はオタクと話したり、会場の様子を見守るなどしていた。
まあこれ本来スタッフとの懇親会的な名目もあったと思うのだが、実際スタッフさんと喋ること、なかったなー。
修三氏と喫煙所でくそどうでもいいことだけちらっと喋ったぐらいで。

自分のとこのテーブルには来なかったが、序盤では虹会担当らしき女性スタッフが参加者に
「今後虹会の特典(イベント?)であったらいいなと思うもの」について聞き取りを行ってたな。
まあ速攻でカラオケが始まったのでその後はゆっくり訊くタイミングなんかなかったと思うけど。

宴の中盤、突然山北・茜屋・澁谷が乱入。会場大盛り上がり。
酔っ払いオタクの非常に荒々しい歓声に山澁ですらちょっと引いてた気がする……。

一言ご挨拶と、明日の結成記念日を控えた七年目についての意気込みを伺った。
ごめん正直この組のコメントは今となってはほぼ覚えていないのだ。
澁谷は「こんな私を受け入れてくれたみんなに恩返ししたい気持ちでやっていく」とか言ってた気がする。あれ?別のタイミングだったかな?
山さんもリーダーらしい言葉述べてた気がするし、茜屋さんも面白いこと言ってた気がするんだが、覚えていない……。
オタクのツイート遡ればあるかもしれんが……申し訳ない。

彼女らはひとしきり話すとそのままさようならでした。澁谷は最後に置き土産とばかりに「空色デイズ」予約して帰ってったがw

山澁茜が帰った後、しゅーぞーさんが「あとの3人も呼びたいっすよね!?」と煽り、オタクがオオオオオと歓声を上げる。
「じゃ連絡してきます!」と去っていくその背中はかっこよかったな……。

で、宣言通り残りの芹澤・久保田・若井も来ました。
やはりオタクに引いてました。

3人が登場したとき、ちょうどWUGの「7 Girls War」を歌い終わったところで、すかさずクボタが「WUGじゃねーかよー」とツッコんでいたw

3人も先程と同じく一言挨拶と七年目の抱負について。
若井は「『深イイ話』で『遅咲き』と言われてましたが、自分の感覚ではまだ咲いてません!」とまだまだこれからだという想いを宣言し、
クボタは「(明言しないもののラブライブ等で)大きな舞台に一人で立つことはあるけど、私はこの6人で大きなステージに立ちたいんです」と泣かせる言葉を語り、
芹澤は「武道館以降にファンになってくれた人たちに、私たちはまだ次の景色を見せられていないと思ってて、パシフィコ以降、もっと素敵な景色をみせていけたら」と語っていた。

これは本当にこの場で聞けて良かった。と同時に、限られたオタクしか聞いてないのが勿体ないなとも思った。
まあ、少人数の酒の席で、あるいみ無礼講じみたところで本音を言ってくれたとこもあるのかもしれないが。

ところで久保田が喋ってるとき(に限らないが)ひたすら犬になって吠えまくってたオタク、
マジで話聞こえんし進まんのではよ帰ってくれというお気持ちだった。
普段のライブのMCのときからそうなのだが、彼らは程度を知らないので、
隣のオタクが吠えればワシも吠え、みたいな塩梅で連鎖し、いっこうに演者を顧みないのがよろしくない。
演者が喋ろうとしたら黙って聞くんだよ。クボタの犬ならしっかり飼いならされといてくれやマジで(あの中にクボタ推しが何人いるのか実は怪しいが)

さて、上記イベントと前後してオタクカラオケは続いていた……。
大声ダイヤモンド」でひたすら跳びまくり、「Rising hope」でバチクソアツく声をあげ、「ブライトファンタジー」で振りコピしまくっていた。

締めのドリパレではオタクにオタクがレスを送ったり、推しのパートで推しジャンしたり、ガチ恋口上を叫んだり、極まったオタクが噴出しててとても楽しかった。

最後にしゅーぞーさんが一言挨拶を残して〆。
曰く「いつもi☆Risを応援してくれて本当にありがとうございます。リリースイベントなどで上からの物言いになってしまうこともあるのですが、
本当に皆さんのことはありがたく思っております。またここにいるファンだけじゃなく、新しくファンになった人たちとも、仲良くやっていただけたら嬉しいです」と。
(大意としては相違ないはずだが、細かい言い回しは違ってるかもしれん)
それに対してオタクからしゅーぞーコールが巻き起こっていた。


■部屋飲み!

たのしいたのしい二次会を終え、部屋に戻り、23時すぎから同室4人でまったり三次会としゃれこんだ。
事前に買った酒やつまみを開け、テレビでトイストーリー3が流れる中、お互いのオタク事情や推しについてや、WUGやほかの声優について語り合った。
これはこれで話が尽きず、非常に楽しい時間であった。
自分も他のオタクと対面でがっつりi☆Risのこと話すのなんて、まぁ一切ないとは言わないけどめったにない機会なので、面白かったよ。

話し続けて1時前くらいかしら、そこでやっと風呂に入ろうとなり。さくっと大浴場を楽しんで部屋に戻って就寝。

 


■7月7日 朝8時半 起床

 プリキュアが始まる時間だが、眠気強かったのでテレビはつけなかった。
起き抜けに芹澤・久保田・若井が川の字に寝ていたことが判明し、無限に和む。

暫くグダグダした後、9時ごろに4人とも起床し、朝食のバイキングへ。
飯撮り忘れたが、なかなか揃ってて豪華な朝食だったよ。
昨日騒ぎすぎて若干ローなテンションだったが。

ホテル内のタイムスケジュールは毎度やけにバタバタしていて、朝も飯食って、
早々に片づけて、ロビーまで出て、トイレ行って、そしてバスくるのが遅れてしばし待ちとなるなど。

■BBQ

出発してからは30分程度でBBQ場へ到着。
肉というよりは海鮮をメインにしている会場のようだったが、我々のメニューでは海鮮なし。

BBQでは昨日と違い、最前から2テーブル目、久保田澁谷サイドを近くで観れる良席。

i☆Risちゃんはオタクが席についてしばらくたった後別の車で到着。
2日目の服装もおしゃれさんで良き。特に山北はホットパンツで美脚が丸見え、久保田はノースリーブでお腋様が全開という素晴らしい衣装だった。
澁谷は自撮り棒片手に歩いてきていた。そういやずっとあれ回してた気がするけど映像あげないのかしら……。


BBQ、肉自体はめっちゃうまかったね。そして肉食いながら常にクボタ他i☆Risメンバーを近くでみながら食べれる昼飯、神だわ。

茜屋による生茜屋丼も盛り上がった。茜屋丼ネタ自体は俺そんなに好きではないのだけど、実際目の前で作ってんのみるのはテンション上がるわw

ほかにも芹澤による食レポやったり、澁谷がクボタの肉を焼いてたり、後半山澁で肉巻きおにぎり対決してたり、わちゃわちゃしてるの見るだけでも飽きなかったな。

中盤、2皿しかない海鮮セットを懸けたテーブルごとのじゃんけん対決があって(弊チームは普通に敗退した)各メンバーがじゃんけんしてって数を減らしていくのだが、最初の山北がいつもどおり萌え萌えじゃんけんをやったおかげで、続く全員が萌え萌えじゃんけんをやる羽目に(澁谷に行くまでに勝敗決したのでそこだけ拝めてないが)
これは特に茜屋久保田がかわいかったな。茜屋は普段こういうのやらんから特にかわいく聞こえたってのもあり。久保田は貫禄ですな。声色神がかっていた。

終盤になるとメンバーがそれぞれのテーブルを回って多少かまってもらえたりもらえなかったりした。
久保田しゃんに肉焼いてほしかったのだが……来た時にはすでに肉がなく、玉ねぎしか残ってなかったので却下された。悲しみ。

山北は、うちのテーブルに山北推し二人いたのでよくかまってもらってたね。

あらかた食べ終わり、今回がバスツアー中最後のイベントになるので全員からバスツアーを振り返ってご挨拶。
例によって全員分のスピーチは覚えていないが、芹澤の「こんな距離の近い催しができるのも信頼できるファンでいてくれるからこそ」ってのが一番刺さったわ。
特典会やってる都合上、他の声優とは全然近い距離で普段から接することができていて、
それがたまに外野のアホからぎゃーぎゃー言われたりもするが、大半のファンはわかってる人たちで、
だからこそこの距離感のバスツアーが開催できて、何事もなく無事終了してるんすよね。

で、i☆Risちゃん退場後はしばしお土産選ぶ時間が設けてあり、僕は静岡茶のソフトクリームに舌鼓を打ちつつ、
今回出会ったオタクや前から知ってるオタクと和やかに旅を振り返っていた。

さて、いよいよバスに乗り込み、帰宅の途に就く。
というところで、まさかのi☆Risちゃん(およびスタッフ・現地解散オタク)によるお見送りイベが発生!

これは不意打ちでめっちゃ嬉しかった。セリコはあんなTシャツ着とるし。
窓から乗り出してめっちゃ「ありがとう!」って言ったなあ。
4号車は信号待ちの関係で1分2分停まってたので、十分言葉をかける時間があった。


■そして東京へ

バス車内ではi☆Risデビュー5周年ライブGO!1日目や武道館公演の映像が流れる。
武道館1曲目の幻想曲WONDERLANDの「あれ~ここどこだろう?」に対しても「「「バス!」」」と返す我々。

道中で芹澤によるゆうきちゃん居眠りシーンの映像がアップされたり、結局帰路もあまり眠ることなくバスに揺られていた。


海老名SAの最後のトイレ休憩を経て、予定よりやや巻きの17時頃、雨が降る東京駅に帰還。

同室オタクと駅改札口まで一緒に歩き、「また現場で」と再会を誓い、解散。

こうして、楽しい2日間の旅は無事に終わった。


■総評

最初はどうなることかとも思った今回の旅だったが、結果i☆Risちゃんとの旅という意味合いでも、オタクバスツアーという意味でも、最高に楽しい旅となった。
共に旅したすべての人に感謝申し上げる。

前述の通り、ポイントポイントで不満がないではなかったが、まずはこのバスツアーが全体として非常に面白くゆかいなものになったことを喜びたい。
次回もしあるのであれば、さらに楽しいものにしていけばいいだけだ。
(まあ次回も参加できる保証はないのだが……。今回ですら落選者多数いたし。タイミングによっては5万6万もぶっこめないときもあるだろうし)

次回あるならもっとi☆Risともオタクとも(スタッフとも?)絡んでいきたいな。さらに楽しくなるだろうよ。


というわけで長文失礼しました。
自分の備忘録的記述がメインではありますが、参加していない人にとってもある程度詳細想像できるような文章であったなら幸いです。

では最後にこの曲を聴いて終わりましょう。

ドリームパレード! /

~♪

ウリャオイウリャオイウリャオイウリャオイ

パンパパパンパン ッシャーイクゾ

タイガー!ファイヤー!サイバー!ファイバー!ダイバー!バイバー!ジャージャー!