幻想曲Vampire

主に二次元

i☆Ris 6th Anniversary Live ~Lock on 無理なんて言わせないっ!~ 感想

遅くなったが先週のi☆Risデビュー6周年ライブのレポ。



久々のi☆Risワンマン。最後に行ったのはツアーの中野だし、最後にi☆Risとしてのライブを観たのはアニサマだし、プリパラちゃんのライブもあったがi☆Risとしては出演してないし、
とにかくライブに飢えてたんすよ。最近リリースもなけりゃリリイベでミニライブもない。
ミニライブやったところで最近は4曲⇒3曲に減らす意図を感じなくもないし

また、開催1ヶ月、半月前あたりから、複数のメディアで今回のライブがストーリー仕立てになるとにおわせる情報が入ってきた。
これには期待半分不安半分であった。どの程度ってのがわからない以上軽率には言えないが、もしストーリーがすべったら、えらいことになるなと思った。
まぁミュージカル的、サンホラ的な歌と劇のミックスも嫌いじゃないので、親のように見守る気持ちではあったよ。

■現地到着
事前物販開始の1時間前、14時に会場着。もちろん仕事は休みよ。
他はともかく虹会限定Tシャツは最低この時間に並ばないと詰む可能性があった。
(昨年1日目は30分前に並んでも完売してたし)
しかしまぁ、今回の物販人すげえ多かった。
やはりアレか、パンフ購読必須って煽ったからだろうか。
偏見で申し訳ないが、きみほんとにi☆Risのオタク?みたいな怖めなビジュアルの方もいらっしゃってちょっと気圧される。
でもまぁ初の深夜アニタイの「Changing point」がそれなりにウケたり、アニサマが好評だったり、あとは久保田のラブライブとか、各メンバーのソロ活動が着実に新たなファン層を獲得している実感はあって。
それで完売したってのもあろうし、まあ嬉しさ半分な混雑ぶりでしたね。

パンフ・二次会久保田Tシャツ(L)・アクリルチャーム×1・ブロマイド×2 を購入。


アクリルチャームは一発で推し出たので交換の手間が省ける。ブロマイドは1枚しか推し出なかったがたいしてやる気でねえ買い物だったので放置。

TDCHは周辺施設が充実してていいね。トイレも軽食も喫煙も滞りなく済ませる。
スイーツ貪りながらパンフをよみよみ。
記載の節々から幻想曲WONDERLAND・Believe in・Love Magic・流星・鏡のLabyrinthはやると確信する。
ラブマジは何度か生で聴く機会を逃してきたためテンションぶちあがる。
流星も初めてなので俄然セトリに期待がふくらむ。

■開場
付近のゲーセンでプリチャンしようかと思ったが、やはり同じこと考えるやつが多く、6台あるプリチャン筐体がすべて埋まっていたため退散。
とっとと入場してあたたかいところで待とうと入場待機列に並ぶ。

本日のお席は虹会一次先行にもかかわらず第1「バルコニー」とかいうトラウマじみた単語の席で落胆していたのだが、
入ってみれば実質アリーナ後方と変わらんし、会場小さいから全然いけるなとなる。緑青サイドなのが橙推しとしては厳しいが
まぁ、今年入ってから一度たりともi☆Risさんのライブを至近距離で観れてないので、もう悪い意味で慣れっこ。

18:30を過ぎると、スーツ姿の仕事上がり直行勢が多数見受けられる。
自分は有給使ったけど、来年こそは普通に休日開催してほしいなとは思う。
平日だと、開始も遅くなるしそれで公演時間縛り出ても残念だしな。

メンバー全員での影ナレを終えた後、19時5分過ぎぐらいに客電が落ち、中尾隆聖さんのナレーションが響く。
なぜ中尾隆聖さん?というところに疑問を持つ人はいないと思うが、いれば『魔法少女サイト』を全話観てくれ。意外だったが納得できる人選である。
あらすじ中「大きなお友達のために」というセリフが入ってきて、あぁ、これプリパラじゃなくてi☆Risのライブだ、というのが感じられてよい。あとお話ノリも把握できたし。

さて、彼女たちの登場だ。暗闇に射すまばゆい光の中から、ステージ上段に3手に分かれて立つ6人の姿が見える……


■Special Kiss
あからさまで露骨な愛を伝えてよ

そう投げ込んで始まるまさかの1曲目。驚いた。
てっきり普通にシングル曲のどれかかましてくるかと思ってたので。
3rd Tour1曲目の「鏡のLabyrinth」とかもそうだけど、1曲目でこれくる!?と思わせる選曲をしないとだめだよな。

スぺキスはもちろんとても好きな曲なのだけれど、間奏のノリノリなギターソロが大好きなので、そこでメンバーが「私のこと好きって言ってみろ」的なあおりを毎回やるのが、残念と言えば残念だったんだよな。もちろんメンバーの振りには答えてるけど。

今回はこれ、1周普通の間奏流してからの芹澤から以下全員のアオりが入るのでとても良かった。

風邪気味ではあったが声もあたためあたため、身体も揺らし、まずはいつも通り自分が楽しめていることに安堵する。


Ready Smile!!
まぁ安定ですな。上半身フリコピたのしー
バルコニーとかスタンド席とか2階3階席ってアリーナと違って冷めてて、
ひとりこもった熱も時間とともに失せていくみたいな体験あるんだけど、
今回はさすがに周囲はみな熱こもったオタクで楽しかった。知らん人しかいなかったけど。

そういや間奏のあの3ペアがかわるがわるセンターで踊る振り付けやってたっけ。どうも記憶が抜け落ちてる気がする。

俺はこの曲の評価基準としてCメロ終わって一瞬の静寂を突き破る芹澤の「Crystal~」の頭のクの鋭さが出るかどうかってのに重きを置いてるんだけど、今回はまぁ鋭さはそこまでだが、タイミング、強さ、ともに良き良き動画でした。
何を言ってるかわからねーと思うがわかるひとがわかれ。

ガチ恋口上その1

■i☆Droid
ド安定だなー。
まあ直近だとホムパ東京昼でもやってるので新鮮さはないが。
目標補足 目があったらドキドキできるような人間になりてえな。


■MC
自己紹介。ひみの名乗りが戦隊風。
クボタはやや甘やかし風。
わりとさらっと流して次。


ミラクル☆パラダイス
ミラパラは楽しい。アニサマぶりなので結構直近だが、やはり楽しい。
振り付け身体が勝手にまねする。
サビのバンザイひらひら~は片手でするか両手でするかいつも迷う。
席の余裕次第ではあるが。

2サビの「そうでしょー」で右人差し指を静かに下ろしてからの「レッツゴゥ(芹澤)」の合図で騒ぎ出すあの緩急が好き。

友達がいないので握手・ハイタッチは再現できない。

落ちサビでセリコが「アーイドルー」でメンバー指さして指されたメンバーが飛び上がるのよき。


■ナレーション
ステージが闇に沈み、中尾隆聖声のネガティブ・オーラが登場(声だけ)
「ネガティブ」で即座に山北が容疑者扱いされるのほんとすき。

■幻想曲WONDERLAND
おなじみの曲頭「あれ~ここどこだろう~?」も今回は前段を踏まえてガチ芝居。
ストーリー的には不安の最中にいるはずだが曲はやはりブチ上がり。

最初に聴いた時からずっとお気に入りの曲だが、頭⇒イントロ・A⇒B⇒サビ⇒間奏~とコロコロ曲調の動静が変化していくのが面白いよね。

最後の久保田セリフは今回は次の曲へのつなぎに。
アドリブ台詞が聴けない寂しさもそりゃあるが、このつなぎが最高 of 最高だったので全部チャラや!

■Vampire lady
前曲のラスト台詞「―だって私たちは」
からのド頭「Vampire lady」ッダーンでイントロがけたたましく鳴る鳴る。
これはすごいツナギだった。誰が考えたのか知らないけど2018年ノーベル音楽賞をあげよう。

「幻想曲WONDERLAND」「Vampire lady」ともに劇空間のような歌詞だが、
雑にいうなら静と動。前曲では暗い霧の中をさまよいながら光を見つけ、ここでは自らを「Vampire lady」と称してネガティブ・オーラに立ち向かっていく。

しかしVampireが両手で襲いかかる振り付けは壮観だなあ。フリコピ勢もやってるからなんかようわからん魔物どもになっとるし。

しかもこれがサビの1瞬、高速で行われてるのがな

ラスサビさきさまの「きみだけだよ」も綺麗に入って大満足


MC
さてさて、Vampire ladyで攻勢に転じてみたが、まだまだ倒し切れていない様子。
そこで次のユニットパートに入る前振りで軽く仲たがい。
芹澤の口の悪さは見ていて気持ちいいな

■Believe in
つよい。赤いライトに照らされてステージ上段両端で拳を向ける二人の姿がかっこいいったら。

推しも客席で観たいと言っていた曲だ。なんやろ、推しが隣でライブ観てるのをみるイベントとかないんか。
一緒にコールとかしたいが。

■Love Magic
ようやっと観れた。i☆Risのオタクになってから、観る機会は何度かあったはずなのにすべて逃し続けてきたので感慨も深い。

実際生で観た感想としては、i☆Risかわいさ頂上決戦勃発という表現が一番適しているかもしれぬ。

両サイドでステージに座り込んでみたり、レス飛ばしまくってみたり、歌い方変えてみたり、それぞれ余裕の風をなびかせつつガチでオタクの心を殺りにきてたのが伝わった。

間奏の振り付けで暗闇の中スポットライトを当てる演出もよき。


■流星
ようやっと観れたパート2

流星といったら1st TourのBDで披露された映像の印象しかなかったのだが
改めて生で聴くと、2人の歌声の力強さが迫ってくるのが心地よい。


■鏡のLabyrinth
冒頭でひとりずつナレーションとともに登場。
スポットライトがひとつひとつ灯り、全員が登場。頭サビなし「鏡のLabyrinth」のギターイントロが鳴り響く。
今回はダンスのフォーメーションも一部変わってた(サビで茜屋・久保田の合わせ鏡の箇所がなかった)

 

■Raspberry night
めちゃくちゃ久しぶりに聴いた曲。2ndアルバムのラストナンバー。
ayatsunagiやパズルと比べてストレートに自身を歌った曲じゃないからだろうか……?
2ndは今回こそこれやVampire ladyがセトリに復活したけど、まぁアルバム曲は基本的に冷遇されてるので、もっと披露する機会が欲しいところですな(それこそホムパとかな)


■Color
やはりイントロを聞いただけでアガる。
6人で歌声を合わせる前曲からの初心を思い出すというストーリー構成。
そこからさらにMemorialへつながるので、なんというか、ただ盛り上がるというよりは荘厳な雰囲気。

■Memorial
Colorからの流れだと、プリパラよりもi☆Ris自身の回顧と決意の歌になるなあ。

■§Rainbow
ここだけはライト水色にかえてひたすら騒ぐ。

ドリームパレード
ひたすら騒ぐ。ガチ恋口上その2

■ナレーション
ネガティブ・オーラ様リスオタ堕ち。
「これが『尊い』ということか……」「新参者だが」「このフォーメーションは~~!?」など、レジェンド級の声優にこんなクソオタ語を喋らせてしまうことに対して罪悪感がなかったと言えば嘘になるなおい


■Happy New World☆
このフォーメーションは~~~!?

終演後ツイートもしたけど、歌詞が非常にエモい。

 

上述の通り、おれ最初シングル落としてこの曲をiPodで聴いてたときは、「なんて陳腐で能天気な歌詞なんや。いまどきこんなん恥ずかしくて誰も書かんで」と思っていた。正直苦手だった。
まぁその印象は実際ライブで味わったハチャメチャな楽しさに上書きされていったのだが、
とはいえ第一印象として歌詞おばかすぎない?というのは少し残っていた。

だがどうだ、ネガティブがポジティブに反転して、オタク文法使い出したフリーザ様の言葉を暖かく聞く会場のオタク。そしてめいっぱい幸せそうに歌い踊るi☆Risをみれば、なんかこの曲に描かれた景色って実在するのかなあと、思わざるを得なかったよ。

さて、曲終わりはばいちゅっちゅでハケなところだが、今回は舞台チックに締めの挨拶がライブタイトルという粋な演出。
6人が声を合わせてLockon!の決めポーズでハケ

■アンコールあおり
影ナレでアンコールをあおるi☆Ris(生か録音かは知らん)
そこまでストーリーに組むのか…

EN

Make it!
アリーナ後方から現れる6人、そしてステージにあがってサインボール投げ。
まーーこれ結成5周年とか4thツアーでもおもったけどアリーナにいない自分の雑魚さが際立つ際立つ

MC
グッズ紹介のあとそらみがはけてったので扇子・オブ・ワンダー☆をやるフラグかと思ったら全然そんなことはなかった。
やれよ!

■アメコイ
高まりすぎた隣のやつの拳に肩を殴られる。
まあ自分も光る棒ぶつけたりするので特にどうもこうもないのだが、
やはり気を削がれて鮮明な記憶がないのが悲しい。
2サビ直後のCメロかけあいが聴けただけでもよしとするか。

MC
新発表。シングル、ツアー、SB69コラボ。クボタのミューモン、ミユーテンがかわいい。ツアー、またツアーかぁ……。やはり関東圏内だけの参加になりそうだが、どうだろうな。
個人的には3rdは楽しくて、4thはいまいちだったのだ(全体の印象だが)
まぁ3rdのときはアルバム発売もなく、セトリが結構入れ替わってたので楽しかったのはある。そういう意味では現時点でアルバム発売する気配がなく、セトリが自由に組めそうなので期待したいところではあるな。


Goin'on
フォーメーションの時点で察しだが、MCでも明らか。
なにげにアンコール最後がこれって初めてか?
名器あたりから右隣りの人が通路までずれてたので、全力でフリコピ。
サビの振付け周り気にせずやれるのたのしー


■終演後
そこには新たなトレードの場が誕生していた。
先述のSB69コラボで、会場出る際にランダムでキャンペーンのカードが貰えるわけだが、裏面に各キャラ1体が描かれているわけだ。
で、何が起こるかッつーと、夜中の東京ドームシティでカード図柄掲げてトレード大会よ。
所持カードと持ってる奴の服装みて、マッチングするオタクとカード交換する流れ。

これ厳しいのがグッズと違って一人1枚、ダブり無しだから、欲しいカードの所持者でかつ渡せるカード(メンバー)を推してるオタクを探さなきゃいけない過酷な神経衰弱になってるとこなんすよ。

自分は久保田推しかつ所持カードは茜屋のパヒミカン。
まーーー苦労したよ。15分20分ぐらいあてどもなく広場彷徨ったもんね。

最終的に交換相手が見つかって事なきを得たが、終演後にこんなことやるってのがまた新鮮で今思えば面白かったな。

■感想
ストーリー仕立てってとこに若干不安を覚えたりもしたけれど、結果大成功でしたね。
セトリもマンネリ感がほどよく消えてていい感じだったし、普段の前半中盤後半な分け方を意識しなかった分、はぴにゅで最後の曲と言われて「もうそんなに経ってたの!?」っていう驚きがあった。

ただ、やはりChanging pointはどうにかしてセトリにねじ込むべきではなかったかと思うよ。
一応最新シングルだし、この曲から入った人もいるだろうし、曲として単純に好きだし、ストーリーにも十分組み込めそうだしさあ。

まぁあと俺の推し曲ブライトファンタジーは干される宿命のようなのでもう、ね。

という不満はもちろんあれど、全編通して幸せな空間を過ごせてよかった。
最近は個別でソロのイベントばっか行ってたけど、i☆Ris6人のステージが一番すきってのを再確認できたのも、ね。

次の目標は東京ドームですか。武道館以降はじめて次のステージを明言しちゃったねえ。
ドーム、行きてえなあ。行かせてあげたいよ。


まあとりあえずはクボタがメインキャストで出演するアニメ『グリムノーツ』ED主題歌「ENDLESS NOTE」だったり、そのリリイベだったり、ツアーだったり、日々迫るイベントをつつがなく楽しめていければええのう。
(ラストわぐりすはやらないのかしら……)



ではでは乱文長文失礼