幻想曲Vampire

主に二次元

朦朧性サンズアンドドウターズ

某氏と飯会のあと我々のこの先の人生のどうしようもなさを語り合う定期的な流れを経て、深夜2時前、ファミマのおにぎりをつまみにストロングゼロを飲みながら上坂すみれの動画を観ている今日この頃。

目と耳が倍に増えないことによってこの世の楽しみがどんどん人生から零れ落ちていくのを実感している。アニメとライブ円盤とにじさんじの配信を流しつつ読書しながらTwitterができれば今かかえている焦りもいくらかは消えように。

BLEACH』を最近全巻買った(半分は買い直した)ので休み中はずっとこれを読んでいた。
本作を愛しているとはいえ、単行本を集めなくなったあとは、千年決戦編の敵味方の動向を週刊で把握するのが難しく、あまり没頭できていなかったというのがあるので、完結して数年、全巻を改めて読み直す機会を伺っていたのだ。

死神代行編は下手すりゃ5年10年ぶりに通読したが、やはりそれぞれのエピソードが光っていて、とっても面白かった。
この頃は一護の力もまだ謎に包まれており、石田編とかが顕著だが、この主人公の底知れない強さが垣間見えるシーンは快感だった。
ほれ、尸魂界編以後は敵キャラの底知れなさに一護が驚愕・絶望させられるパターンばかりだったしさ、無自覚で大虚斬ってるマジやべえやつ感ってその後のパワーアップ展開にも見られなかったと思うんですよね。
あと制服ルキアが可愛い。

尸魂界編はさんざん読んだのでまあ復習感がぬぐえなかったですが。面白いです。
市丸がひとりで悪役やってた頃はマジつえーなーとか、千年決戦編を経て更木戦や白哉戦読むと、斬月の働きがクリアに見えておもしれ―なとか。
藍染が正体を現したところはリアルで超超高まったし、あれを1話ずつ読めて良かったなとか、正体発覚前にあった藍染隊長追悼サイトの中の人ってあの時どんな反応したんだろうということに想いを馳せたりとかした。

破面編。GJ従属官戦、十刃落ち戦、バラガンの配下戦はそれぞれに見所はあるにはあるが、やはり冗長だなと感じざるを得ないところはあった。あとマユリ様が出てくる前までのザエルアポロ戦ね。

あと、初登場時から気に入ってたスターク・ハリベルがそのNo.とは裏腹に、あっさり(でもないけど、印象として)片づけられたのは今でも悲しい。
隊長側の強キャラ、京楽・日番谷と速攻で当たってしまったのがいけないのかなぁとか。順番を変えて仮面の軍勢を適当な従属官相手に無双させて、1・2・3がそれに対し猛威をふるって、そのうえで京楽隊長あたりが本編同様苦戦しながらも倒すのだと気持ちの収まりが良かったか?
まぁスターク・ハリベルってそれぞれ必死に戦ってるはずなんだけど、悪い意味でクールすぎたし、相手も手負いながらも平気な顔でのしちゃうからさ……

死神代行消失編。おれこの話も細かいところは記憶してなかったんだけど、連載当時から(ネットの評価とは逆に)とても好きだったのね。
月島さんが一護を追い詰めていくところとか、すごくホラーだし、一護の絶望感も凄く響いたんだわ。
今回改めて読んでもそこらへんの評価は変わんなかったんだけど、どうでもいいところで、リルカがめっちゃかわいいということを発見した再読だった。

千年決戦編。滅却師の最初の襲撃時の絶望感がほんとすき。一護が虚圏から抜け出せずに技術開発局経由で死神達の声を聴くシーンとか、白哉の今わの際の頼みを聴いて最高に激昂する顔とか。

あとはジジ、王悦、バズビー、ネム、京楽、あたりはいいよね……。
月島や藍染の力も加わっての最終決戦は勿論燃えるんだけど、その前段の恋次の告白も素晴らしいっすよね。

とか言いながら、成田先生の「Can't Fear~」連載まで追いついたところです。

僕からは以上。